テレビ山梨番組審議会だより
第466回 番組審議会議事要録
- 開催日時
- 平成29年6月19日(月) 午後3時
- 開催場所
- テレビ山梨本社
- 委員の出席
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委員の総数 8名
出席委員数 7名
【出席委員氏名】
今井 久 委員長
河西 八郎 副委員長
井上 康明 委員
長田由布紀 委員
小松万知代 委員
八巻佐知子 委員
杉森 純 委員
【欠席委員氏名】
藤巻 宏和 委員
【放送事業者側出席者】
金丸 康信 社長
川村 文彦 専務取締役管理本部長
原田由起彦 専務取締役営業本部長
松田 俊幸 取締役放送本部長
水石 和仁 報道制作局長
平岡 豊 編成局長
岩崎 亮 PR部副部長
番組審議会事務局
- 審議事項
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(1) ウッティ発!
「アンニョンハセヨ!!ワタシ桑ノ集落再生人2011~2017」
放送日 H29年5月24日(水)19時~19時56分
- 審議、意見の概要
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●途中で何回か涙が出たりして感動的な番組だった。また、質の高いドキュメンタリー性を感じた。7年間という長い時間を使って、その人に丁寧に寄り添って追っていくという、愚直な方法が見事に結実していた。
●ハンさんのような素晴らしい方を見つけ出したこと、長年のスタッフの意欲的な熱意も素晴らしい。これも合わせて番組の成功に繋がった。
地元の局として高く評価できる。
●ハンさんが主人公だが、長田君がすごくいい成長をしていて、もうひとり主役を見つけたような嬉しい感覚が得られた。
●今回のテーマが何だったのか、第3弾として主軸を置いたところはどこか、というのが、わかる題名だったらよかったのではないか。
●地方局発のドキュメンタリーの成功の典型とか、モデルになるケースだ。
●過疎の問題、少子高齢化の問題が背景にあると思うが、それを、ハンさんという外国人の外の視点から切り取ることで、問題点がよく浮かび上がっていたし、解決策も外の視点がすごく生きていた。
●ハンさんがフィリピンに行くようになったのか、というところが、なかなか理解できなくて、スムーズに繋がらなかった。
●2011年のことが約20分以上放映している。約半分の時間を2011年のことに費やしていて、そこがちょっとバランスが悪い感じがした。
●韓国という様々な差別や歴史的な障壁がある国の人が、日本の村を再生し、しかも少年の夢を託すことが出来るような人生のモデルを示した、という物語で非常に感動的だった。桑の緑の美しさ、非常に美しく描かれていて良かった。
以上