テレビ山梨番組審議会だより

第474回 番組審議会議事要録

開催日時
平成30年4月16日(月) 午後3時
開催場所
テレビ山梨本社
委員の出席

委員の総数 8名
出席委員数 8名

【出席委員氏名】
今井  久  委員長
杉森  純  副委員長
久保嶋正子  委員
高橋 由美  委員
土屋 幸治  委員
豊前 貴子  委員
松谷 荘一  委員
向山富士雄  委員

【放送事業者側出席者】
金丸 康信 社長
川村 文彦 専務取締役
原田由起彦 専務取締役
松田 俊幸 常務取締役
水石 和仁 取締役報道制作局長
山口 充洋 編成局長
前橋 誠也 報道部副部長(デスク)
番組審議会事務局

番組審議会
審議事項
平成30年4月2日(月)~4月6日(金)18時15分~18時55分
ローカルニュース番組 「UTYニュースの星」
審議、意見の概要
●県内ニュースは非常にうまく簡潔にまとまっていて、その日の出来事が手に取るようにわかった。うまい構成だと思う。

●全国ニュースが入っているが、5項目が出てきて2項目を簡単に説明して、残りの3項目は1行だけの、新聞でいうと「見出し」だけで何の説明もなく、コーナーが終わる。その前後もどのニュースが繋がっているのかわからない。視聴者は「?」という印象を受けるのではないか。

●全国ニュースは、とっかかりが出ていて、気になるものがあればネットで見たり、ということができる時代なので、そういう意味では県内だけに留まらず、全国ニュースもピックアップして頂いたのは、なかなか良いと思った。

●全国ニュースは、視聴者は「ニュースの星」から見る方もいると思うので、そういう人にとっては、山梨のニュースはこうだった、じゃ全国ニュースはどうだったんだろうという、きっかけというか、そういうのを与えてくれる意味で面白いと思う。

●背景のセットをシンプルにした方がよいと思う。女性アナウンサーの4月2日の服がカジュアルで、可愛い感じだったが、ニュース番組なので、もう少しスッキリとしたブランドを使った方がよい。

●夕方のUTYでニュースを見るとなると、味の素として何が入っているかを見極めたいので、今回の「食」の特集はぜひ大事にして、プラスαを一緒に見るニュース番組に育てて頂けたらと思う。

<特集について>
●特集は、あまり基礎知識が無かったようで、どれも「そうだったのか」と思えるような内容だった。ひとつひとつがコンパクトで、且つ、丁寧な説明だと思った。

●歴史をひも解いてやる姿勢は素晴らしいが、時間が短い。何かもうちょっと特集らしく、掘り下げがあってもよかったかと思った。

●ひとつのテーマが将来的に面白いポテンシャルを持っているということを情報発信してもらうことが、山梨の文化の発信に繋がるので、他もやってもらいたいという余韻が残った。ぜひ、シリーズを続けてほしい。

●「そば切り」は全く予備知識がなかったので面白いと思ったが、「ワイン」は、この1年で色々なことを聞いているので、よくまとまっていたが、新鮮味、新しい情報は欠けてしまうか、と思った。

●「馬刺し」は馬の飼育の歴史としては綺麗にまとまっていたが、「馬の飼育と山梨」というテーマだったらよかった。「馬刺し」ということだと、最後に強引にもっていった印象を受けた。

●山梨で馬を飼育しているというのは聞いたことがないので、我々が口にする「馬刺し」はどこから来たのかという掘り下げがあってもよかった。

<個別のニュースについて>

●入社式のニュースで、経営者の言葉は紹介されていたが、新入社員の言葉はあまりピックアップされていなかった。他局では、初々しい新入社員の言葉なんかが紹介されていたので、そういうところを聞きたかった。

以上