テレビ山梨番組審議会だより

第477回 番組審議会議事要録

開催日時
平成30年7月23日(月) 午後5時
開催場所
古名屋ホテル(甲府市中央1丁目)
委員の出席

委員の総数 8名
出席委員数 8名

【出席委員氏名】
今井  久  委員長
杉森  純  副委員長
久保嶋正子  委員
高橋 由美  委員
土屋 幸治  委員
豊前 貴子  委員
松谷 荘一  委員
向山富士雄  委員

【放送事業者側出席者】
金丸 康信  社長
川村 文彦 専務取締役
原田由起彦 専務取締役
松田 俊幸 常務取締役
水石 和仁 取締役報道制作局長
山口 充洋  編成局長
番組審議会事務局

番組審議会
審議事項
平成30年4月~7月のTBSの番組全般について
審議、意見の概要
<JNNおよびTBS全般について>
●JNN全体のネットワークが生かしきれていないと前々から思っている。編成上の制約があるのかもしれないが、JNNは、全国ニュースの時間帯に、地方のニュースが多くないと感じている。

●系列局では優れたドキュメンタリー番組が作られていると思っているが、NNNやFNNのように地域のドキュメンタリーを放映する枠があってもいいんじゃないかと感じている。

●若い学生は志向が違うと言いながらも、共通に良い番組、面白い番組は世代を超えて見られていると感じた。最初は、学生向きの番組とか、我々向きの番組があるのかと思ったら、案外そうでもない。

●ドラマのTBSといわれるように「岸辺のアルバム」や「ふぞろいの林檎たち」が好きだったので、そういう良さが守られていると思う。センスの良さというか、品の良さ、落ち着いた色調とか、ぜひ伝統を守っていってほしい。


<ニュースについて>
●「サンデーモーニング」は、視聴者が特に高齢者が中心だと思うが、リタイヤしているけれども、まだ政治や社会に何か言いたい、そういう人たちの、社会と繋がっていたいという潜在意識をうまくくすぐっている番組だと思う。

●「サンデーモーニング」はメインキャスターの関口さんの、冷静でウィットに富んだ進行と、コメンテーターが辛口で、率直な意見を聞けるので毎週見ている。政治経済、スポーツ、日本や世界の1週間の出来事や、ニュースのポイントが聞けるので、良い番組だと思っている。

●「ニュース23」は、以前はよく見ていたが、フレッシュな感じがしない。


<情報番組について>
●いつも「ビビット」をつけている。国分さんと真矢さんぐらいの感じが、あまり疲れもせず、情報が取りやすくて良いと思っている。


<ドラマについて>
●「ブラックペアン」は、とても面白かった。最初は「ドクターX」のリメイクかと思って、見ないでいようかと思ったが、見ているうちにどんどん引き込まれてしまって、最後まで楽しみに見た。

●「ブラックペアン」は、私自身が心臓外科を専門にしていたので楽しみにしていたが、二宮さんが演じるダークヒーローが、あまりにも現実離れしていて、共感できなかった。

●「この世界の片隅に」は、こういう昭和っぽい番組が出てくると面白そうだなあ、と感じる。今回も1回目が、昭和の地方の生活を丁寧に描いていて引き込まれた。


<バラエティー・その他について>
●「マツコの知らない世界」が大好きで毎回見ている。ワインの回も山梨のワインを宣伝してくれて非常に良かった。毎回、その道のマニアである素人さんが出てくるが、どこで見つけてくるのか、スタッフの眼力が凄い。
                              以上