テレビ山梨番組審議会だより
第479回 番組審議会議事要録
- 開催日時
- 平成30年10月15日(月) 午後3時
- 開催場所
- テレビ山梨本社
- 委員の出席
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委員の総数 8名
出席委員数 6名
【出席委員氏名】
今井 久 委員長
久保嶋正子 委員
高橋 由美 委員
土屋 幸治 委員
松谷 荘一 委員
向山富士雄 委員
【欠席委員氏名】
杉森 純 副委員長
豊前 貴子 委員
【放送事業者側出席者】
金丸 康信 社長
川村 文彦 専務取締役
原田由起彦 専務取締役
松田 俊幸 常務取締役
水石 和仁 取締役報道制作局長
生山 裕晃 制作部長
山口 充洋 編成局長
番組審議会事務局
- 審議事項
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JNN中部4局共同制作番組
「おいしい寿司が食べたい!」
放送日 H30年10月8日(月・祝) 15時50分~16時45分
- 審議、意見の概要
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●全体として楽しめる番組になっていた。約1時間の番組で、地域特性や気候風土が違う4県を歩くというのは内容が薄くなりがちだが、テーマを寿司に特化して、欲張らず主題に沿ってやっていたので、まとまりのある、見やすい番組になっていた。
●静岡のマグロづくしから始まり、海が無くても魚が運べる限界点で花開いた寿司文化を山梨でレポートし、さらに魚が運べない長野でもこんな形で寿司が食べられている、という形で紹介して、最後に日本海側の新潟では種類豊富な魚介類をそれぞれに適した食べ方で食べる、という比較的新しい流れを特集していて、4局の特徴を羅列しただけでなくて、4局の県の位置関係も押さえた、起承転結のある上手な流れで捉えられていて良かった。
●中道往還の話は山梨にとって重要な話だったと勉強になった。
●山梨は見せ方の工夫がとてもあったと思いました。歴史をひも解くことで海無し県でも古くからお寿司が愛されてきた、ということが上手に伝わった。
●寿司の歴史にもうちょっと踏み込んだ方がよかった。
●番組は展開が非常によくて、テンポが良かった。各県の切り替えもちょうどよい。食べ物の番組は、飽きさせない、次に何を見せてくれるのかというのが視聴者の見どころだと思う。
●それぞれ県特有の特徴があって、寿司文化の深さを知ることができる良い企画だった。なぜ、海が無い県で刺身がこれほど食べられているのか、ぜひそのへんのところを深く掘り下げてほしいと思った。
●4県にまたがる制作ということで、比較して見るところに面白さがあった。一方で、今は何県をやっているんだろう?とわからなくなるところもあった。
●静岡、山梨、長野、新潟とやっていくが、なぜか、その県をやっている間に、他の県の情報が入る。不思議な感じがして、素人の私としては、その意図、効果がわからなかった。
●メインストーリーとコラムは分けた方がわかりやすい。
以上