テレビ山梨番組審議会だより
第493回 番組審議会議事要録
- 開催日時
- 2020年3月16日(月) 午後3時
- 開催場所
- テレビ山梨 本社
- 委員の出席
-
委員の総数 8名
出席委員数 6名
【出席委員氏名】
今井 久 委員長
中條 学 副委員長
久保嶋正子 委員
高橋 由美 委員
土屋 幸治 委員
向山富士雄 委員
【欠席委員氏名】
松谷 荘一 委員
豊前 貴子 委員
【放送事業者側出席者】
原田由起彦 代表取締役社長
鈴木 淳郎 常務取締役
松田 俊幸 常務取締役
水石 和仁 報道制作局長
山口 充洋 編成局長
生山 裕晃 制作部長
番組審議会事務局
- 審議事項
-
「ウッティタウン6丁目」
2020年3月9日(月)~13日(金)
- 審議、意見の概要
-
●改めてじっくり見て、地域密着型の番組をタレントさんを使って、足し算したり引き算したり、いろいろな切り口から飽きさせずに見させてくれてよくできた番組だ。
●この1週間はまさにコロナウイルスが県内にやってきた時期で、週の最初には県内の状況を詳しくまとめるとともに、各自ができる対策を毎日流したり、家でこもっている人たちのためにストレッチや本を紹介したり、ニュースでも子供無料の食堂やフードバンクの状況などを報道し、県内の視聴者のニーズに合わせた番組になっていた。県民の身近な放送局としての役割を十分に果たしていた。
●テレビならではの作り方があった。番組の中で手洗い、うがいの感染症対策、あるいは本の話題やストレッチ体操など、家での時間が長くなっている視聴者に対して参考になる内容であったと思いました。
●3月11日の震災関連では、全国ニュースでは震災の悲惨な状況を思い出させる映像が多かったが、6丁目ではこの番組らしく、県内に避難した人にフォーカスしてその人の暮らしぶりや考え方を伝えており、身近に震災を振り返ることができた。
●矢部太郎さんのコーナーは総集編で初めて見たが、とても面白くて山梨のことを知るという意味でも続けていただきたいコーナーだ。
●みなみおばちゃんの「値切りまっせ」ではコロナ対策として、チケット制にするという配慮がよかった。
●冒頭で今日のラインナップを紹介してくれるところが良い。最新のニュースをニュースの星の前にコンパクトに伝えてくれるコーナーも良い。
●街かどニュースで、全盲の子供を育てた経験を元に「ママはいつも応援団長」という絵本を出版した女性が紹介されていたが、このような方を取り上げてもらうと、見る方はとても勇気づけられる。できれば月に一度ぐらい定期的に取り上げてほしいと思った。
●山梨学院高校のセンバツ出場については、翌日に大会中止が決まってしまって、選手や関係者の方には残念な結果になってしまったが、今大会の代表校であることに変わりはないので、記憶を残すという意味でも中止が決まる前日に放送したのは良い判断だったと思う。
以上