テレビ山梨番組審議会だより
第505回 番組審議会議事要録
- 開催日時
- 2021年6月21日(月) 午後3時
- 開催場所
- 甲府商工会議所 201会議室
- 委員の出席
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委員の総数 8名
出席委員数 8名
【出席委員氏名】
今井 久 委員長
中條 学 副委員長
久保嶋正子 委員
高橋 由美 委員
土屋 幸治 委員
豊前 貴子 委員
松谷 荘一 委員
向山富士雄 委員
【放送事業者側出席者】
原田由起彦 代表取締役社長
金丸 康信 相談役
鈴木 淳郎 常務取締役
水石 和仁 報道制作局長
関谷 和樹 制作部ディレクター
番組審議会事務局
- 審議事項
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「山梨県立美術館とミレー~最新技術で明らかになる名画の真実~」
放送日 2021年5月5日(水)
15時49分~16時45分
- 審議、意見の概要
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●山田元副館長のミレー作品の購入にまつわる話など、当事者ならではの話が聞けて興味深かった。
●コロナ禍にあっても芸術の火を消してはならないし、コロナ禍だからこそ心が癒される芸術に触れる重要性を感じた。
●教養番組としても娯楽番組としても非常にレベルが高く、ふるさと山梨に誇りを持てる番組だった。
●放送後も様々な方法で多くの人に番組を見てもらえるように工夫をして欲しい。
●10年前、開館30周年の時に作られて以降、ミレーの本格的な番組は制作されていなかった。そんな中で今回の番組は、「ミレーはこんなに良い画家だったのか」と改めて県民に認識してもらえる内容だったと思う。
●都会を離れて自然と向き合ったミレーの生き様、そしてそのミレーの作品が山梨県で所蔵されていることが、県民にとって非常に誇りに感じられる内容だったと思う。今後も大切に保存していこうという機運が盛り上がるのではないか。
●高精細データの保存技術の説明が少しわかりづらかった。従来のものとの比較があればよかった。
●“最新技術で明らかになる名画の真実”という副題だが、今回わかった内容からすると、少し言い過ぎではないか。
●単に歴史の知識として知るだけではなく、同じような境遇としてミレーを身近に感じることができた。
●当時労働の搾取が行われたり、農民の所有権問題が出てきたり、色々な時代背景の中で、農民を描いたというのも一つ意義があったのではないか。
以上