テレビ山梨番組審議会だより

第528回 番組審議会議事要録

開催日時
10月20日(金) 午後3時
開催場所
山梨県立やまなし地域づくり交流センター 大会議室
委員の出席

委員の総数 8名
出席委員数 8名
(書面の提出をもって出席 2名)

【出席委員氏名】
今井  久  委員長
大塚 貴司  副委員長
大島わかな  委員
織田久美子  委員
弦間 正仁  委員
斉木 邦彦  委員(書面)
藤井 秀樹  委員
堀内 洋子  委員(書面)

【放送事業者側出席者】
原田 由起彦  代表取締役社長
金丸 康信   相談役
横打  恭   編成局長
岩﨑  亮   報道部長
番組審議会事務局

番組審議会
審議事項
「スゴろくニュース」内の特集
「関東大震災100年プロジェクト つなぐ、つながる」

対象日 2023年8月30日(水)~9月1日(金)
18時15分~18時55分
(1日のみ17時15分~17時50分)
審議、意見の概要
●防災への意識を高める為にも地元局がこのような特集を組むことは意味がある。折に触れて特集を組み、県民の災害への備えが増すようになれば良いと思う。

●高齢の方がいる家庭、赤ちゃんや小さいお子さんがいる家庭なら、どういう備えが必要なのかという視点もあってもよかった。

●県内と県外の話が入り交じり流れが良くなかった。まず全体の被害状況を説明してから県内の被害について話したほうが良かった。

●過去の災害から学んで何ができるかを考えるきっかけとなった。

●地震災害等への備えを改めて考えるには良かったが、『関東大震災100年プロジェクト』という題名の割には、内容が少し薄かった。1日5分間で3日間の放送では、テーマが大きいだけに、若干物足りない感じがした。

●大災害が発生すれば行政機関も被災する。その場合に行政機関がどのように考え、対応しようとしているのかを知りたいと思った。そのような企画があってもよかった。

●家屋の耐震化、家具の固定、家族との連絡については何度も言われており新鮮味がなかった。関東大震災だけではなく東日本大震災や2014年の大雪災害に触れるなどの工夫があってもよかった。

●3回のテーマが明確で、新たに知ったこと、学んだことがたくさんあり充実した内容だった。災害に対して備える防災の意識が高まるという点で、大いに成果があった特集ではないか。

●現状を気づかせながら、便利さよりも危険防止を優先する事で身を守る事が出来るという秦准教授の説明は丁寧でわかりやすく、内容をまとめてパネルにして欲しいと思った。聴くだけではなく、文字表示があるとメモをして記録したいと感じる。

●山梨の事例を取り上げていたが、対策に関しては一般的だった。盆地の場合、富士山に近い郡内の場合、農家が多く食料がある場合の備蓄など、地域の特性に合わせた山梨ならではの防災対策について知りたいと思った。


以上