テレビ山梨番組審議会だより

第531回 番組審議会議事要録

開催日時
2月16日(金) 午後3時
開催場所
山梨県立やまなし地域づくり交流センター 大会議室
委員の出席

委員の総数 8名
出席委員数 8名

【出席委員氏名】
今井  久  委員長
大塚 貴司  副委員長
大島わかな  委員
織田久美子  委員
弦間 正仁  委員
斉木 邦彦  委員
藤井 秀樹  委員
堀内 洋子  委員

【放送事業者側出席者】
原田 由起彦  代表取締役社長
金丸 康信   相談役
鈴木 淳郎   常務取締役
水石 和仁   常務取締役報道制作局長
古屋 孝樹   制作部長
番組審議会事務局

番組審議会
審議事項
「スゴろく新春スペシャル ケンキ、会いに行きます。」

対象日 2024年1月1日(月・祝)
14時30分~15時55分
審議、意見の概要
●前回との対比に時間の経過が感じられてよかったが、今回と前回の映像を区別するのが少々大変だった。

●紹介したいずれの方も人間として温かみのある素晴らしい方々であるのも、今回の番組の魅力を引き出していると感じた。

●新年にふさわしい楽しく、温かい気持ちになる番組だった。

●昨年放送され、再び会いたい人として取り上げたのだから、「ああ、この人ね」で終わるのでなく、もう一歩踏み込んで、この人を知るという伝え方もあったのではないか。

●平日夕方に放送している『スゴろく』は、仕事などで見られない人がたくさんいると思うが、元日の放送はそういう人たちに『スゴろく』をアピールするいい機会じゃないかと思う。各曜日のコーナーに登場した人をもう一度紹介することで、コーナーの認知度が上がったのではないか。

●5月に放送した北口本宮冨士浅間神社の場面が流れたが、会いに行くのは神社とは直接関係がないご当地ラーメンで、『スゴろく』で紹介した人に会いに行くというコンセプトからはズレているのではないか。ラーメンに会うという語感にもちょっと違和感があった。

●“会いに行きます”というタイトルなので、会いに行く人のクローズアップにもっと時間や情報量を盛り込んだほうが、タイトルと内容が合っていて、見ている人からすると腑に落ちる番組になったんじゃないか。

●“会いに行きます”というフレーズに、人と会えることの大切さを再認識することができた。コロナ禍を経て、改めて人と触れ合うことの喜びを実感できた1年だったし、今の時代にぴったりだと感じた。

●1時間25分をケンキさん中心の放送で流していたことは少し単調で、途中で疲れが出てしまった。ゲストや他の出演者との交流がもっとあれば、番組にメリハリが出て、視聴者の興味をさらに引き付けることができたのではないか。

●北口本宮冨士浅間神社を長い時間かけて取り上げていたが、結局ケンキが会ったのは、『やまなし源水ラーメン』というご当地ラーメンだった。世界遺産富士山の構成資産である北口本宮冨士浅間神社からご当地ラーメンへの流れが今ひとつしっくりこなかった。

●『彩呼亭』の川崎勝子さんは、この番組のタイトルに一番マッチした方だったのかなと思う。スゴろくMCか司法書士かというケンキさんの最後の質問は色々賛否があったが、どう考えてもMCを辞めるとは言わないだろうと思う。あの質問の意図が何だったのか。


以上