テレビ山梨番組審議会だより
第535回 番組審議会議事要録
- 開催日時
- 6月18日(火) 午後3時
- 開催場所
- 山梨県立やまなし地域づくり交流センター 大会議室
- 委員の出席
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委員の総数 8名
出席委員数 8名
【出席委員氏名】
安達 義通 委員長
泉田 友紀 副委員長
浅川 徹 委員
佐藤 弥 委員
杉田 真一 委員
手島 俊樹 委員
伏見 彩 委員
堀内 麻実 委員
【放送事業者側出席者】
原田由起彦 代表取締役社長
金丸 康信 相談役
鈴木 淳郎 常務取締役
水石 和仁 常務取締役報道制作局長
岩﨑 亮 報道部長
番組審議会事務局
- 審議事項
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「スゴろくニュース」
対象日 2024年6月3日(月)~6月7日(金)
18時15分~18時55分
- 審議、意見の概要
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●最初に今日の主なニュース項目を紹介する際、トップニュースと特集が同じ並びだった。特集には特集と表示したほうが良いのではないか。
●“ニュース”と“話題”が混在している感じで、その切り分けで頭の中が混乱した。
●人手不足の大衆食堂の話を、中小企業の人手不足に結びつけるのはちょっと違和感があった。
●スポンサーの紹介が入る際、テロップの上下に「20秒後には○○です」や「NEXT」と書いてあったが、CMを飽きさせないためにいいアイディアだと思った。
●最後に見逃し配信の案内があり、その後ホームページでは取り扱った内容が結構丁寧にアップされていた。番組を見なくてもホームページを見ればわかるのなら、オンタイムで番組を見る事の価値はどこにあるのか気になった。“テレビだからこその強み”をどこに求めて、どうやって視聴意欲をかきたてるような番組作りをするのか。ニュース番組の難しさを感じた。
●酒気帯び運転で逮捕された事件を受け、アルコールが抜けるまでの時間を詳しく報道していた。飲酒翌日の酒気帯び運転は自覚なくしてしまう可能性があり、「アルコールが抜けるまで一般に思われているよりも時間がかかる」という注意喚起は良い情報だと思う。欲を言えば、出勤時のチェックや何時以降はアルコールを摂らないなど、何か実践例があってもよかった。
●帰宅途中や家事をしながら見る方が多い時間帯だと考えると、視覚と聴覚の両方を意識した番組構成が良いと思う。
●旬のローカルニュースを知ることができる、数少ない番組だと思う。学びも多く改めていい番組だと感じた。
●子どもの宿題や習い事で日付を手書きすることが多く、朝の情報番組のように、画面左上に日付と時間が表示されていれば便利だと思う。
●事件事故、行政や経済、こどもの話題など、バランスよく取り上げられていた。
●金属盗難のニュースでは、現場のレポートを元に近隣住民の声も踏まえて、日ごろの充実した取材によって事件の全容をわかりやすく伝えているのがわかった。
●スタジオのセットで、照明の位置や明るさ、山梨の山をイメージした寒色系の細かいデザインが気になった。報道のスタジオとしてはもう少しスッキリしたほうが良いと思う。
●これからも報道の姿勢や精神を大切に、社会情勢や地域の話題、ときには問題提起などを広く発信してほしい。
●番組冒頭の天気急変のニュースは、道路の冠水や雹などの映像とともに丁寧に伝えていて、どんなことが起こっているのかがよくわかり、とてもよかった。
●景気が悪い状況なので経済的なトピックは常に発信し、どうやったら暮らし向きをよくできるのか、どういう努力や工夫をすればいいのか、情報を発信し続けてほしい。政治に対しては、批判するということではなくもっと突っ込みを強くして、もう少し県民が考えられるような内容にしてほしい。
以上