テレビ山梨番組審議会だより

第519回 番組審議会議事要録

開催日時
2022年11月18日(金) 午後3時
開催場所
山梨県立やまなし地域づくり交流センター   大会議室
委員の出席

委員の総数 8名
出席委員数 8名

【出席委員氏名】
今井  久  委員長
大塚 貴司  副委員長
大島わかな  委員
織田久美子  委員
弦間 正仁  委員
斉木 邦彦  委員
藤井 秀樹  委員
堀内 洋子  委員

【放送事業者側出席者】
原田 由起彦  代表取締役社長
金丸 康信   相談役
鈴木 淳郎   常務取締役
塩澤 充正   報道制作局長
関谷 和樹   制作部ディレクター
番組審議会事務局

番組審議会
審議事項
「えんぴつバカ一代~昔ばなしをつなぐ人~」

対象日 2022年11月3日(木)
15時49分~16時45分
審議、意見の概要
●懐かしさと人の温もりを感じるとても良い番組だった。

●ナレーションの声質が気になった。聞き取りにくい感じる部分もあった。

●時間をかけてしっかり取材し、構成や映像などもよく考えられていた。

●鉛筆で描くことの良さ、素朴さや温もりがあると思うが、前田さんが鉛筆にこだわる理由をもう少し知りたかった。

●作品作りに関わる仲間たちの内、一人のストーリーが前面に出ていて少しバランスが悪かった。その他の方たちのストーリーや作品に関わる上での悩みにも、もう少しスポットを当てて掘り下げてもよかった。

●完成後の作品への振り返りが少し足りなかった。試写会での感想や、本人や仕事仲間から見た作品への評価も聞きたかった。

●1年以上の取材を元に構成されており、前田さんを取り巻く周りの環境も取材されていて、見ごたえのある番組だった。

●前田さんを支える方々の関わりや、仕事に対するインタビューなどが組み込まれており、前田さんの人柄がよく伝わった。

●試写会で一人一人に感謝の気持ちを伝える姿に、人柄がにじみ出ていた。

●この作品を通して、「宝物を残す」=「富士山を残す」という形にしたかったと話していたが、日本の宝であるとともに、世界の宝でもある「世界文化遺産富士山」を後世に残したいという思いがとてもよく伝わる内容だった。

●全国各地の仲間も丁寧に紹介していて、協力して一つの作品を作り上げていることを実感した。

●鉛筆1本で創作活動に打ち込む姿の映像が特に良かった。アニメーションが出来上がっていく過程もわかりやすく編集されていた。

●人と人との関係を丁寧に描いている点も素晴らしかった。前田さんを尊敬していること、前田さんもその方々を大切に思っていることがよくわかり、温かい気持ちになった。

●起承転結の明確さも、この番組の魅力に結び付いたのではないか。


以上