テレビ山梨番組審議会だより
第539回 番組審議会議事要録
- 開催日時
- 11月19日(火) 午後3時
- 開催場所
- 山梨県立やまなし地域づくり交流センター 大会議室
- 委員の出席
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委員の総数 8名
出席委員数 8名
【出席委員氏名】
安達 義通 委員長
泉田 友紀 副委員長
浅川 徹 委員
佐藤 弥 委員
杉田 真一 委員
手島 俊樹 委員
伏見 彩 委員
堀内 麻実 委員
【放送事業者側出席者】
鈴木 淳郎 常務取締役
平岡 豊 取締役編成局担当
三塚 純 営業部ディレクター
番組審議会事務局
- 審議事項
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「やまなし偉人伝」浅川 伯教・巧 編
対象日 2024年10月27日(日)
15時25分~15時55分
- 審議、意見の概要
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●今まさに求められているボーダーレスな考え方、芸術が持つ力で互いを理解することで、平和への道に繋がる話など、浅川兄弟の生き方そのものが今を生きる人たちに刺さる内容だと思った。
●「人間愛」あふれる2人の思想が、人々の間に様々な「壁」が見えるようになっている現代において、より重要な存在として、今に繋がる形で浮かび上がってくるという素晴らしい番組だ。
●不安定な世界情勢だからこそ、浅川兄弟のような人物がいたということを、アーカイブから取り出して、郷土の偉人として紹介することにとても意義があったのではないか。
●異なる民族の理解のためには、芸術を理解することが大切。この兄弟は言葉ではなく体現した。こういう方々が山梨から現れていたことを知ることができて本当に良かった。
●日韓の関係があまり良くないこともあって、ちゃんと自分で向き合っていなかった。これを機会にと思い何回も観たが、観る度に良い番組になってきたと感じた。
●多文化共生の意義やその推進に必要な姿勢を番組から学んだような気がした。
●教育現場でも活用できるのではないか。アーカイブの形で利用できると良いのでは。
●とても良い教育番組で、伝記番組だったと思う。
●まぎれもなく山梨の偉人で山梨が誇れる人物である。私は異文化理解よりも民芸運動のほうに興味があり、面白く観られた。
●兄弟の関係性がよくわからなかった。
●日本に戻ってからの兄の活動についても知りたかった。
●当時の朝鮮の人々が浅川兄弟をどのように受け止め、白磁に注目したことをどう捉えていたのかを知りたかった。もう少し韓国側から語る場面があってもよかったのではないか。
以上