岩手県山田町に伝わる伝統芸能『八木節』を 県内のイベントなどで披露する 遠藤史哉さんにロックオンしました! 遠藤さんは地元・岩手県山田町の 愛宕青年会八木節に所属し、 縁もゆかりもなかった山梨の地で 人々を笑顔にするため、 全力で踊り続けています。
八木節は群馬県や栃木県で歌われる民謡で 明治から大正時代に樽を叩きながら リズムに乗って歌う威勢の良さがウケて 大流行しました。 岩手県山田町に伝わったのはおよそ100年前。 荒天で避難した船に群馬県の人が乗っていて、 そこから伝わっていったとされています。 海の荒々しさが表現された踊りが特徴です。
ケンキさんと伸太郎さんが 八木節の独特な掛け声に挑戦しました! お2人ともノリノリで すぐにマスターしてしまいました!
岩手県山田町出身の遠藤さんが なぜ山梨に移住することになったのか? 大学卒業後、建設会社で働く 忙しい日々を過ごし、 あるとき休みを取って一人旅へ。 少しゆっくりしたいと、 身延山の宿坊『覚林坊』で過ごすうちに 「町おこしで人々を笑顔にしたい」という 気持ちが強くなり、移住を決意しました。
「人々を笑顔にしたい!」 その原点にあるのは、 未曾有の大災害の記憶でした。 当時、北海道の大学に通っていましたが、 遠藤さんの実家も津波で流され、 2階部分のみが残りました。 家族は全員無事だったそうです。 遠藤さんは笑顔になってもらうには 何ができるのかをみんなで考える プロセスがやりがいだと話します。
花笠や番傘で踊り八木節! 番傘を激しく振り回す姿に 元気を頂きました!! ケンキさん、伸太郎さんの 掛け声もバッチリでしたよ♪
現在、山梨ではお一人で活動する遠藤さん! これからも県内の様々な場所で 元気を届けて下さいね!!
バックナンバー